うつ病で休職・退職したあと、何から始める?|社会復帰までの選択肢

はじめに

大阪市の就労継続支援B型事業所「アトラス生國魂」の前田です。

うつ病で仕事を休んだり辞めたりしたあと、「このままでいいのか」「何から始めればいいのか」と悩む方は少なくありません。今回は、社会復帰までの道のりと、利用できる支援の選択肢を整理してみました。

 

まずは「治療と休養」が土台

仕事を離れた直後は、焦って次の仕事を探したくなるかもしれません。しかし、症状が強い時期に無理をすると、回復が遅れることがあります。

まずは主治医と相談しながら、しっかり休むことが何より大切です。「働いていない自分」を責めず、心身を回復させる時間だと考えましょう。

 

社会復帰は「段階」で考える

体調が落ち着いてきたら、次のような段階を意識すると、無理なく進めやすくなります。

  1. 生活リズムを整える(起床・食事・就寝の時間をそろえる)
  2. 外出に慣れる(散歩、図書館、買い物など)
  3. 決まった場所・時間に通う(週に数回の予定をつくる)
  4. 作業に取り組む(集中力や体力を少しずつ回復させる)
  5. 働き方を選ぶ(一般就労、障害者雇用、福祉的就労など)

いきなり5番を目指すのではなく、今どの段階にいるかを確認しながら進むことがポイントです。

 

利用できる主な支援

 

リワーク(復職支援)

休職中の方が職場復帰を目指すためのプログラムです。医療機関や地域障害者職業センターなどで実施されています。

 

就労移行支援

一般企業への就職を目指す方向けの福祉サービスです。原則2年間の利用期間内に、ビジネススキルの習得や就職活動のサポートを受けられます。

 

就労継続支援A型

事業所と雇用契約を結び、給料を得ながら働くサービスです。一定の勤務時間や体力が求められます。

 

就労継続支援B型

雇用契約を結ばず、自分のペースで作業を行い「工賃」を受け取るサービスです。週1日や短時間からの利用が可能な事業所も多く、体調に波がある方でも始めやすいのが特徴です。
※アトラス生國魂はこちらのサービスです。

 

B型が「最初の一歩」に向いている理由

うつ病の回復途中にある方にとって、就労継続支援B型には次のようなメリットがあります。

  • 体調に合わせて通所日数や時間を調整できる
  • 利用期間に上限がないため、焦らずに続けられる
  • 生活リズムを整える「日中の居場所」になる
  • 作業を通じて、集中力や自信を少しずつ取り戻せる

B型で安定して通えるようになってから、就労移行支援や一般就労へステップアップする方もいます。もちろん、B型で長く自分らしく働き続けることも立派な選択です。

 

アトラス生國魂でできること

アトラス生國魂では、動画編集や経理(仕訳作業)、軽作業など、パソコンを使った作業から簡単に始められる作業に取り組んでいます。前職で事務やパソコン作業をしていた方はもちろん、未経験の方もスタッフが一つずつサポートします。

週1日・短時間からの利用が可能で、送迎にも対応しています。「まずは外に出る習慣をつくりたい」という段階の方も、無理のない形で始められます。

 

おわりに

うつ病からの社会復帰に「正解の道」はありません。大切なのは、自分の体調と相談しながら、無理のない一歩を選ぶことです。どの支援が合うか迷ったときは、主治医や相談員さん、区役所の窓口に相談してみてください。

アトラスは大阪府に4拠点あり、毎年3名程の利用者さんを就職に送り出しています。
中には3年、5年、9年通っていただき自己実現されている方々がおられます。
今からは初めても遅くない!心配なこと不安な事があればお話聞かせてください。

アトラス生國魂でも、見学・体験やご相談を随時受け付けています。