就労継続支援B型とは?A型・就労移行支援との違いをわかりやすく解説

大阪市の就労継続支援B型事業所「アトラス生國魂」の前田です。
「就労継続支援B型(就B)って何?」「A型とどう違うの?」というご質問をよくいただきます。
今回は、就労系の福祉サービスの違いを整理しながら、B型の特徴をご紹介します。

 

就労継続支援B型とは

就労継続支援B型は、障害や病気により一般企業で働くことが難しい方が、自分のペースで作業を行いながら、働く力や生活リズムを整えていくための福祉サービスです。

障害者総合支援法に基づくサービスで、精神疾患(うつ病、双極性障害、統合失調症など)のある方も利用できます。

最大の特徴は、事業所と雇用契約を結ばないことです。そのため、勤務時間やノルマに縛られず、体調に合わせて通所日数や作業時間を調整できます。作業の対価としては「給料」ではなく「工賃」が支払われます。

 

3つのサービスの違い

ざっくり言えば、「一般就労を目指して訓練する」のが就労移行支援、「雇用されて働く」のがA型、「自分のペースで働く・通う」のがB型です。

 

B型の対象となる方

B型を利用できるのは、主に次のような方です。

  • 就労経験があり、年齢や体力の面で一般企業での雇用が難しくなった方
  • 50歳以上の方、または障害基礎年金1級を受給している方
  • 就労選択支援などのアセスメントで、B型の利用が適当と判断された方

なお、2025年10月から「就労選択支援」という新しいサービスが始まり、新たにB型を利用する場合は、原則としてこのアセスメントを受ける流れになっています(例外あり)。詳しくは次の記事でご紹介します。

 

うつ病の方にB型が選ばれる理由

うつ病は、日によって体調が大きく変わることがあります。B型では、

  • 「今日は午前中だけ」「今週は2日だけ」といった調整がしやすい
  • 休んでも契約上の問題が生じにくく、罪悪感を持ちにくい
  • 利用期間の上限がないため、焦らず続けられる

といった点から、回復途中の方にとって通いやすい環境になっています。

 

事業所によって「作業内容」はさまざま

B型事業所の作業内容は、軽作業、清掃、農作業、飲食、パソコン作業など、事業所ごとに大きく異なります。自分の興味や得意なこと、体調に合った作業を選ぶことが、長く続けるためのポイントです。

アトラス生國魂では、軽作業を中心に動画編集や経理(仕訳作業)など、パソコンを使った作業を行っています。座ってできる作業が多く、未経験の方もスタッフがサポートします。

 

おわりに

就労継続支援B型は、「働きたいけれど、今すぐフルタイムは難しい」という方のための選択肢です。自分に合うかどうかは、実際に事業所を見てみるのが一番の近道です。

アトラス生國魂では、見学・体験を随時受け付けています。送迎にも対応していますので、お気軽にご相談ください。